• 2023年5月23日
  • 2023年5月29日

国内で麻疹(はしか)感染がありました。ご注意ください。

東京都内で男女がはしかに感染 都内では3年ぶり 2人に面識なし

先日もTV等のニュースで報道されておりましたが、麻疹(はしか)が都内で確認され、東京に続き、茨城、神戸でも感染が確認されました。今後も患者は増加する可能性が報じられています。

麻疹はコロナやインフルエンザとは異なり、「空気感染」を起こす感染症の一つです。

空気感染は、会話やくしゃみ等で発生する粒子が軽いため、長い間空気中にとどまることにより、感染を起こします。一般的にはN95マスクなど専門的な感染対策を行わなければ、感染を防ぐことはこんなんです。

とくに、麻疹は感染力が強い感染症です。コロナ禍でよく感染力の指標としてニュース等でも取り上げれていた基本再生産数(R0 1人の患者が何人に感染をさせるか)で、麻疹は12-18人程度とされています。(ちなみに、初期のCOVID-19で2人程度、風疹で5-7人であり、どれだけ麻疹の感染力が桁違いなのか、わかると思います。

また、麻疹は多くの合併症を引き起こす感染症として知られています。

一番多いのはウイルス性肺炎、脳炎になり、この2つが2大死因となっていますが、それに加えて中耳炎、心筋炎や 感染から7~10年後に、知能や運動能力の低下が進行し死に至る亜急性硬化性全脳炎(SSPE)を発症することもある恐ろしい病気です。

しかし、現在は生後12-24ヶ月と5-7歳の間で合計2回のワクチン摂取により、発症を防ぐことができるようになりましたが、30-50代の方は1度しかワクチン接種をされていない方がおり、注意が必要です。

1度しか接種していない方は追加接種を、接種したかわからない方は母子手帳があれば、確認をしてください。

接種したかご不明な方は自費となってしまいますが、2回の接種を是非接種してください。

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