• 2023年7月16日
  • 2023年7月15日

横須賀市でもヘルパンギーナがまだ猛威を振るっています。

小児科を逼迫させる「ヘルパンギーナ」と冬に流行する「RSウイルス」急増でマスク生活再びか

https://news.yahoo.co.jp/articles/7e3e7221ae3d3f139b0d30810bb6acdd3a65baf2

ここ最近、小児感染症の増加により、小児医療の逼迫が報道されております。

当院でも発熱外来に受診されるお子様が増えており、私自身も増加をひしひしと実感しております。

今週の国立感染症研究所の感染症週報や横須賀市のデータからは、RSウイルスはピークを超えているようですが、

ヘルパンギーナは未だ増加傾向かつ、コロナ前と比較しても圧倒的な数となっております。

厚生労働省/国立感染症研究所 感染症週報より抜粋

ヘルパンギーナとは?

ヘルパンギーナとは、なんでしょうか?

ヘルパンギーナは、夏風邪の一つで、発熱、口腔内の粘膜に水疱をきたす病気です。

コクサッキーウイルス、エンテロウイルスというウイルスが原因で発症しますが、

これらは、手足口病の原因になるウイルスでもあります。

感染経路は、咳やくしゃみ、唾液等による飛沫感染と糞便にもウイルスが含まれることから、こちらからの感染もあります。

また、発熱症状があるときは、感染させやすい時期になりますが、症状が回復してもウイルスは長期間排出されます。

ヘルパンギーナの症状としては、

突然の高熱と喉の奥の咽頭といわれる部分の粘膜に発赤と水疱をみとめ、これらは口内炎のように浅い潰瘍をつくり、痛みを伴います。

基本的には、2-4日で熱は下がり、ノドの症状も改善していきますが、口の中の痛みで不機嫌になったり、食事やミルクの摂取量が低下することがあり、注意が必要です。

ヘルパンギーナ(手足口病も)はウイルス性の感染症ですので、一般的な風邪と同様に抗菌薬はまったく効果はありません。

基本的には、症状を抑える治療(対症療法)のみで改善していきますので、自宅では安静にして、水分や栄養の摂取に気をつけていただくのが重要です

また、ヘルパンギーナ(手足口病もですが)はインフルエンザやコロナなどのように、発症から数日は出席停止などのルールはなく、症状が改善していれば、登校、登園は可能です(ウイルス排泄が長期間持続するため、出席停止にしても感染予防にならないためです)。

以上、ヘルパンギーナについて簡単にまとめてみました。

また、どんな感染症にも言えることですが、マスクや手洗い等の感染対策が重要ですので、感染症のリスクが高い場所へ行く場合は、感染対策をしっかり行っていただければと思います。

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