• 2023年9月2日

コロナ感染がピークを超えて増加傾向です・・・

夏休みの宿題はいつもギリギリまでやらない院長ですが、このブログも当院の夏休みが終わってもサボり続けてしまいました…

まだ、9月に入り、暑い日が続くようですが、当院は夏休み明けから発熱外来の需要が多く、コロナ患者さんを多く診療しており、体感でも陽性患者数ではかなり多くなっております。

横須賀市の定点データでも、1施設当たりの報告数は増加傾向にあり、8月14日~20日までの報告数は、5月8日以降では最多の報告数となっております。

夏休みが終わり、感染者数がどう変化していくかはわかりませんが、学校が始まることでさらに増加しなければと願うばかりです。

また、今更とは思いますが、こういうときこそ、感染対策の基本に立ち返ることが大事だと思います。

具体的には、マスク着用のです。

Nature Communicationsに最近掲載された論文では、オミクロン株の流行下でも、マスク着用はPCRによるスクリーニングや感染の追跡よりも高い感染予防の効果がありました。

コロナ感染自体は、多くの健康な人にとっては命に関わる感染にはなりませんが、感染者数が多ければ、重症化する人数は増えて行きます。

また、医学的には軽症でも、

・40度の発熱が1週間持続する

・ノドが焼けるように痛くてご飯が全く食べれない

・何もできないくらい怠い

・関節が痛い

などの症状でなんとか発熱外来を受診される方もおりますが、

ほとんど方が「医学的には軽症」なので、「対象療法のみ(解熱剤、咳止めなどの処方のみ」になります。

重症化リスクが高い方には、ラゲブリオやパキロビッドといった抗ウイルス薬の処方をしますが、これらの薬剤はかなり高額(9-10万円程度)です。現在は公費で、患者負担はありませんが、10月以降から、段階的な処置として、自己負担が必要になり、来春からは公費補助がなくなる予定です。

コロナ治療費支援、来春廃止示唆 厚労相「通常の医療に」

また、運が悪く感染したが、軽症で済んだ方にも残念なことがあります。

それは、後遺症や糖尿病、高血圧に罹患するリスクが増加したり、

複数回感染することで、重症化するリスクが上昇します。

また、先月から日本では風邪薬や咳止め、去痰剤、解熱薬などの今まで普通に処方できていた薬剤がかなり不足しており、処方できなくなっており、コロナに感染しても解熱剤すら処方しにくくなってきています(理由は話すと長くなるので割愛します)。

夏なのに…せき止め「極端に不足」 “薬足りない”コロナ影響じわり

ですので、ワクチン接種をされていない方、期間が空いてしまっている方は、

是非ワクチン接種も含めての感染対策をよろしくお願いします。

ちなみに、横須賀市も9月20日から秋、冬の大規模接種が開始され、当院も9月21日から(20日が水曜日で休診日のため)接種が可能になっております。

今回のワクチン株は、オミクロン株XBB対応ワクチンとなり、春夏接種からワクチン株が変更になります(こちらも今度ブログのネタにしようと思います)。

当院での予約は横須賀市の予約サイトもしくは、当院にお電話をいただくか、直接受付でご予約ください。

(市から接種券番号が必要になります!)

色々脱線してしまいましたが、遅れに遅れた夏休みの宿題はこれくらいで勘弁してください!

参考文献: 横須賀市HP、Nature Communications volume 14, Article number: 5270 (2023)、Nature. 2022 Mar 31.

https://newsroom.heart.org/news/covid-19-may-trigger-new-onset-high-blood-pressure

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