• 2023年9月8日
  • 2023年9月14日

喘息が悪化しやすい時期がやってきました。

新学期になり横須賀市ではコロナに加えてインフルエンザが増加しており、学級閉鎖が増えております。全国的にも学級閉鎖数は例年の3倍となっております。

当院でもインフルエンザA型に感染されている方が増えてきております。特に、ご高齢の方や身近に高齢の方がいらっしゃる方は感染対策をしっかり行ってください。

また、この時期は気管支喘息の悪化も多い時期となります。

皆さん、気管支喘息が悪化しやすい時期があるのはご存知ですか?

喘息は可逆性、変動性がある病気で、空気の通り道である気管支に炎症が起こり、咳や痰、ぜーぜーする、息苦しさなどの症状を起こします。しかし、炎症が落ち着いているときは、あまり症状が目立ちませんが、なにかの刺激で通常よりも異常な気管支の収縮や炎症が惹起されますが、これには日内変動や季節での変動があります。

一日のうちでは、午前2時から4時頃が気道が最も不安定な状態になるとされ、喘息発作が起こりやすい時間帯と言われています。

季節では、春と秋とくに5ー7月、10-11月に発作が多く、秋の方が若干発作が多くなります。

では、どうしてこの時期に喘息は悪くなるのでしょうか?

その理由としては、気候、ダニや花粉などのアレルゲン、感染の3つが原因とされています。

春と秋は、梅雨や台風の発生で気圧の変化が激しく、とくに10月から11月は1日の気温の変化も大きくなるため、風邪も引きやすい時期になります。

また、ダニや花粉といったアレルゲンもこの時期がピークとなるため、喘息が悪化しやすいのです。当院にも長く続く咳嗽を主訴にいらっしゃる方で、季節性に症状が悪化するという方で気管支喘息の診断になる方は多いです。

最近は台風も多く、このブログを書いているときも台風13号が関東に接近しております。

台風で喘息が悪化する場合、台風が直撃する前から既に気圧の変化は起きているため、悪化するタイミングは、台風が直撃するときではなく、台風の接近時には、既に症状が悪化していることが多いです。

なので、喘息の患者さんでも意外と指摘されて初めてそういえば・・・ということもあります。

災害に感染と備えることが多く、色々大変な時期ですが、皆様もどうかお気をつけください。

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